「タピオカミルクティー」クトゥルフ神話TRPGシナリオ、ダウンロード版のご案内

■シナリオの真相
太平洋側の海沿いの地域、舞巣浜（まいすはま）。舞巣浜の住人は深き者の血を引いていた。舞巣浜住民は人間との混血を望んでいたが過疎化の波に勝てず人口は減少の一途を辿っていた。特に出産できる若い女性の減少は深刻であった。そこで舞巣浜地域活性化のアイデアとして、深き者の受精卵をタピオカ粉でコーティングしミルクティーに入れて売る事にした。卵は人間の体内に入ると一週間で孵り、母体の体を突き破って産まれてくる。うまく定着した母体は安全のために舞巣浜地域活性化委員会のメンバーが誘拐して舞巣浜へ連れていくか、研究施設で経過を観察することになっていた。
ジャーナリストの戸枝は若い女性の失踪事件を追ううちに舞巣浜地域活性化委員会に到達。ビルの調査をしていたが魚人に襲われ命を落とす。死体を見つけた金田が、とりあえず患者と同じ部屋に安置していた。
MSH型遺伝子とは「M（まい）S（す）H（はま）」遺伝子の事で、深き者の遺伝子。全国に遺伝子は広まっているが、舞巣浜へ行かなければ魚人化はしない。
鍵を開けたのは金田隼人の妻で魚人化している魚夏（わかし）。数日間、魚を貰えなかったためビル内を徘徊していた。